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ゆとり世代のマジキチブログ

個人店の美容室に就職は気を付けて。ワンマンオーナーは若手美容師を潰す【LINE@からの質問にご返答】

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こんにちは、元美容師のいっしーです。

今回はLINE@からきた質問に対してのアンサー記事です。

「美容専門学生です。就職したいと思っている美容室が月の給料12万で各種保険がありません。これで生活はできるのでしょうか?」

と相談を頂きました。美容専門学生さんからもこのブログを見て頂いて光栄です。

美容室の就職に関しては非常に難しい問題ですね。専門学校は求人を集めてきますが、サロンに対しての個別アドバイスまではしてくれません。

講師から見て、あからさまな地雷案件でも「大変だと思うけど、頑張るしかない」としか言えません。

具体的に

「ここのサロンは評判が良くない、卒業生が福利厚生で苦労して辞めている。」

「スタイリストデビューまで3年と言いながら、卒業生は5年もアシスタントをしている」

と言ってくれませんし、恐らく情報を持っていないでしょう。

 

美容業界を何も知らない学生では、どのサロンが自分の人生を有利に進められるのか分かりません。

学校の先生も現役の美容師も教えてくれないので、ぼくが全部話します

※元美容師の1つの意見としてご覧ください。伝える情報とは違う素晴らしい美容室もあるとは思いますが、筆者は美容業界なんてこんなもんと思っています。

極端な思考をしている自覚はありますが、考えていることを正直にお伝えします。

相談者様の悩み

相談者様から頂いた情報まとめます

  • 就職活動をしている美容専門学生
  • 就職したいサロンは都内一等地
  • 個人店の美容室
  • スタイリストメインでアシスタントは不在
  • 月の給料12万
  • 各種保険無し

相談内容

  • 月12万で暮らせるか不安
  • アシスタントが不在なので、こき使われるのでは
  • スタイリストデビューが遅れそう

上記を踏まえて、感じていることを偏見込めて解説します。

 

月12万各種保険無しでは暮らせない

朝から晩まで立ちっぱなしで、休憩無く働いて月12万円ですって。しかも各種保険無し。

 

若者なめてんの?

 

さすがに12万で都内1人暮らしはキツイ・・・拘束時間もかるく12時間は超えるでしょう。本職の美容師をしながら、空いた時間でアルバイトしてお金を補うなんて絶対に辞めたほうがいい。ていうか、アシスタントならバイトをする時間も無いでしょう。

サロン側の意見としては「技術を教えながら働かせるので、賃金以上の価値を提供している」とか思ってるかもしれませんけど、さすがに今の若い子そんなにバカじゃない。なめんなよ。

アシスタント月給が12万円は、それしか賃金を渡せない経営状況とも伺えます。

美容業界は客離れで景気が落ち込んでいます。特に個人店は経営ギリギリの自転車操業をしているサロンも少なくありません。

実態は分かりませんが、都内一等地で働いてアシスタント給料が12万はまともな考えとは思えません。

 

月給12万でなんとか暮らしている美容師も存在するかもしれませんが、それは別の話です。希望を持って立派な美容師になりたいと思っている若者を、そんな監獄にぶちこんじゃいけない。

例外としては「どうしてもこの人から技術を教わりたい」と思えるような美容師と一緒に働ける環境で、厳しい修業も苦にならない覚悟がある人ならいいんじゃないでしょうか。

 

各種保険は社会保険ですね。

大きなチェーン店以外の美容室は、ほとんど社会保険未加入なのでこれは仕方ありません。美容業界が遅れている原因の一つです。

最近はようやく社会保険に加入できる会社も増えてきたので、これから少しずつ良くなるんじゃないですかね。知らんけど。

 

アシスタント不在の美容室に就職するとこき使われますか?

これはどうでしょう・・・。店舗によりますね。基本的にアシスタントは雑用、こき使われる存在なので、どこも大きく変わらない気がします。

気になるポイントが「個人店でアシスタントとして働く」所です。

個人店ということは、オーナーが出勤して現場に立つでしょうから、アシスタント業務はほとんどがオーナー直属になるでしょう。

人が良く、話の分かって美容業界の行く末を考えるオーナーであれば問題ありませんが、若手を育てる気が無いワンマンオーナーなら最悪です。

 

スタイリストデビューが遅れそう

「アシスタント期間を少しでも短くして、最短でスタイリストとして働けるようになりたい」

これは大切な考え方で、美容学生も一番気にするポイントですね。個人的にも1日でも早くスタイリストとして働くのが良いと思っています。

LINE@からくる相談の中でも、スタイリストデビューに関する相談は多く寄せられるので、多くの美容師が悩んでいるポイントです。

例外もありますが、個人店の美容室ほどスタイリストデビューまでの期間が長くなる傾向にあります。

ひどいケースでは、個人店で7年アシスタントをしてスタイリストとしての技術が全く身につかないと聞いたこともあります。

個人店ほどスタイリストデビューまでの期間が長くなる理由は

「経営の観点から見るとアシスタントは必要な存在」

「技術習得カリキュラムの甘さ」

など色々あります。

現在美容業界は深刻な人手不足で、若いスタイリストが不足しています。将来を見据えた経営をしている美容室なら、確実に若手育成に力を入れているでしょう。

 

美容専門学生の皆さんは、就職したい美容室の育成カリキュラムについてしっかりと聞き出しましょう。ここで曖昧な返事をされたら、その美容室は要注意です。

もし、ぼくが若い頃ならサロン見学をした際に「最近スタイリストデビューした人は何歳でしょうか?」と聞きます。

アシスタントの人にお話を聞くタイミングがあれば「あとどのくらいでデビューするのでしょうか?」と聞きますね。

聞きにくい質問だとは思いますが、これを聞かないで美容室に就職するのはギャンブルですよ。貴重な20代前半を無駄にしないためにも、スタイリストデビューまでの期間は必ず聞くべきです。

デビューまでの期間が短かければ、質の高い育成カリキュラムを組んでいると考えられます。

 

最優先事項は、スタイリストデビューまでの期間

美容師の就職に関して偏見込みで解説しました。

一番大切なことは「1日でも早くスタイリストデビューすること」だと思っています。なぜなら無駄にアシスタント期間を長く過ごして、20代前半の貴重な時間を無駄にする美容師が多いから。

これには賛否両論あるでしょう。

「しっかりと練習をして技術に自信を持ってからお客様の目の前に立つべき」

「じっくりと自分のペースで技術を身に着けたい」

こんな考え方もあるでしょうし、否定はしません。

ですが、アシスタント期間を無駄に長く過ごし、消耗している美容師が多いのも事実です。スタイリストデビューはゴールじゃありません。スタート地点です。

さっさとスタート地点に立って、そこから見える景色で人生を考えたらどうですか。20代前半の貴重な時間を無駄にしないでください。

 

直接質問したいことがありましたら、↓のLINE@からお声がけください。

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それではまた いっしー