いっしーの明るい社会の窓

ゆとり世代のマジキチブログ

なぜ山に登るのかって?暇だからだよ

 

 

私は帰ってきた、いっしーでございます。

 

なぜ山に登るのか

そこに山があるから  ジョージ・マロリー

 

なぜ山に登るのか

暇だから いっしー

 

登山をしない人でも知っている名言「そこに山があるから」これはおよそ100年近く前に、イギリスの登山家”ジョージ・マロリー”が発言した言葉としてニューヨークタイムズ紙に掲載されました。

実際には

Why did you want to climb Mount Everest?

なぜあなたはエベレストに登りたいのですか?

 

Because it's there.

それ(エベレスト)がそこにあるから

 と答えています。

 

つまり日本人に親しみのある

なぜ山に登るのですか?

そこに山があるから。

これは誤植で言葉が独り歩きしている状態です。ぼくもこの発言をした”ジョージ・マロリー”のことを調べるまで知りませんでした。

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ジョージ・マロリー(1886~1924)

ジョージ・マロリーは人類がまたエベレスト山頂に足を踏み入れていない時代に登頂を目指した登山家です。彼はエベレスト登頂にアタックしたその後、帰ってくることはありませんでした。(彼の遺体は75年の月日を経て1999年に発見されています)

山頂まで辿り着いていたのかどうかは、今でも登山家の中で議論が分かれている問題らしいです。

ジョージ・マロリーのエベレスト登頂に関しては、北極点及び南極点制覇の競争に負けたイギリスが、名誉挽回の為に第3の極地としてエベレスト登頂を目指していたという背景があります。実に興味深いですね。今度ジョージ・マロリーの自伝でも読んでみようと思います。

 


 

ぼくの住んでいる地域には岩手山という県のシンボルがあります。お察しの通り岩手県在住です。

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これは春の写真ですが、ぼくの家から見える岩手山です。こんなに美しい山を毎日見ていると、山頂からの景色はどんなだろう?って気になりますよね。それが男ってもんです。

岩手山は標高2038メートルの成層火山で、毎年7月1日~10月の体育の日まで山開きをしています。毎年この時期になると、登山と無縁の生活をしている「酒と煙草と女が趣味なガラの悪い友人たち」を連れて登りに行きます。

2000m級の山なので登り4時間30分、下り3時間30分が目安です。なんだかんだトータルで9時間の登山コースですね。

富士山のように途中まで車で登る事はできないし、山道も整備はされていません。登山客が歩いた道が長い年月をかけてコースが出来上がった、そんな感じの道のりです。

まともに運動をしていない肺が煙に汚染されている人間でも、時間をかければ登れるようなコースです。昼間は家族連れのファミリーも見かけますし、仲睦まじい熟年夫婦はぼくらよりも足取り軽く登っていきます。

とはいえ東北の山なので、山開き期間外に無茶をして登り命を落とした人も数名います。

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初めて岩手山に登ったのは確か・・・19歳の時だったと思います。ご来光を見るために24時に登り始めて、ライトで足元を照らしながら突き進みました。

深夜の登山は最高です。メチャメチャ冒険心が狩り立たれます。初めは熊に遭遇しそうでマジで怖いですが、30分もすれば体力の関係でそんなこと考えられなくなります。

 

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ご来光と雲海をバックに撮った1枚です。

それからというもの、毎年夏になると岩手山登山が恒例行事になりました。

ぶっちゃけ登山で楽しいのは、初めの15分と途中休憩のカップラーメンと山頂にいる5分だけです。それ以外の8時間は苦行でしかありません。1人だったら絶対に登りたくありません。絶対に心が折れる。せめて友達と3人で登りたい。

 

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酒と煙草と女が趣味なガラの悪い友人たち

なぜ毎年夏になると山に登るのでしょうか?

それは暇だから。

命をかけてエベレストに登ってみたい願望はありません。あ、人生に一回くらいは富士山に登ってみたいとは思いますね。途中まで車で全然オッケーなので。 

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夜明けを目で感る。右は盛岡の街です。

 

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フュ~~~

 

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ジョン!!!

大人になると遊ぶのにも理由が必要になりました。

お酒は好きだけど、飲み会はもう飽きた。ていうかなんでいつでも会えるお前らと酒飲みに行かなきゃならんのよ。

岩手山に登る建前が無いとみんなの重い腰が上がらないのです。登山を楽しむというよりも「みんなと同じ時間を過ごす」ことに価値を感じます。

 

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冬の岩手山。雪山登山なんて絶対無理、死んでしまう

 

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正月っぽい写真

毎年の恒例行事をいつまで続けられるかは分かりません。登る体力が先に尽きるか、家庭の事情で疎遠になるか・・・。

年齢を重ねると友人との繋がりは薄くなってしまうのでしょうか。今はまだ分かりませんが、ぼくにとっての岩手山は日常であり、冒険心であり、友と同じ時間を過ごす場所です。

今年も登る計画を建てています。なんか知らんけどそれぞれ別の3組と登る事になっています。流石に3回は多すぎると思うんですが、まぁそれも良しとしましょう。

そんな感じに、ぼくは思う。

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お題「夏を感じる一コマ:写真、またはイラストを添えて」