いっしーの明るい社会の窓

ゆとり世代のマジキチブログ

スタイリストにデビューするのが7年後で先が見えません【LINE@からの質問にご返答】

 

 元美容師のいっしーでございます。
今回はLINE@からきた質問に対してのアンサー記事です。

「美容師としてスタイリストデビューが7年後で先が見えない。今はただ慣性で仕事を続けている現状で今後どうしたらよいのか分からない」
と相談を頂きました。アシスタントからスタイリストにデビューするまでの間、美容師は様々な悩みを抱えて仕事をこなします。美容師人生の中でも一番迷い、葛藤するのがアシスタントからスタイリストにデビューまでの修業期間じゃないでしょうか。

スタイリストデビューまでの期間が長すぎて絶望しているアシスタントや、慣性で美容師を続けている人の参考になれば嬉しいです。

※質問者様に確認したところ、LINEのやり取りを記事に使っても良いと了承を得たので記事にしました。名前は公開せず、アイコンは加工しています。
日をまたいでいるのでメッセージ内の時間がバラバラです。気にしないで下さい。

若手美容師の現状

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こんばんは。

こんばんわ!!!!

 

現在美容師のアシスタントをしています。毎日仕事が過酷で1日に何度も辞めようと考えながら営業しています。

分かります。ぼくもアシスタント時代にこのままドア開けて逃走ダッシュ決めようかと何度も考えました。

 

僕のお店ではスタイリストデビューが7年後で先が見えません。

スタイリストデビューまで7年かかるの!?それはエグい・・・

 

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10年目でまだジュニアスタイリストの方もいる状態です。

美容師10年目ってことは、専門学校卒業後に就職した人なら現在30歳、高校卒業と同時に美容室に就職したとしても28歳ですか・・・

 

目安として7年前後って感じなんですよね

スタイリストになるまで7年の歳月をかけるなんて、時代と逆行した教育カリキュラムを組んでいる美容室に感じます。


美容師は仕事内容に応じてアシスタントとスタイリストに分かれます。

スタイリストは自分の技術で利益を生み出す立場、アシスタントはお手伝いをしながら技術を身に付けている修業中の身となります。

美容師は全員が国家資格を所有しています。しかしアシスタントとスタイリストは各社が定めた規定によるもので、資格所持による差別ではありません。

 

アシスタントからスタイリストに育てる教育カリキュラムは各社によって違いますし、個人の力量によって進行速度もバラバラです。なのでスタイリストとしてデビューするまでの期間は人によって大きく変わります。

美容師は接客業と技術職どちらも兼ね備えた職業ですが、技術職としての側面が強く、教えてもらうよりも眼で見て盗めという風潮が根底に存在します。

お金を稼ぐ技術を教えて、すぐに独り立ちされては教える側が損をするだけですからね。経営者としても、アシスタントがいないと美容室の運営がスムーズにいかないのであえてスタイリストデビューを遅くしている部分もあります。しかし若手美容師としては好きでアシスタントをしている訳ではありません。ほとんどのアシスタントがなるべく早くスタイリストとしてデビューしたいと考えています。

 

職人気質が強い業界なので、一昔前はスタイリストになる為には最低でも5年、長ければ10年の期間を半ば強制的にかけていました。

しかし現在は美容室の増大、職業的不人気、少子化と様々な要素が相まって若手美容師の数が激減しています。少しでも人材を確保するために、美容業界はスタイリストデビューするまでの期間を早める傾向になりました。

大体ここ7~8年でスタイリストデビューする期間が圧倒的に短くなったと感じています。事実ぼくは美容室に就職して26ヶ月でスタイリストとしてお客さんの前に立ちました。年齢が上の先輩よりも圧倒的に短い期間でのスタイリストデビューです。ぼくの置かれていた環境が恵まれていたのは確かですが、他数名の同期達も最低でも36ヶ月(3年)でスタイリストとしてデビューしています。

美容師の技術を習得する為に長い年月が必要というのは建前で、実際はアシスタントという肩書のお手伝いさんが欲しいだけです。

質問者さまのように7年かけてスタイリストデビューした人も見てきましたし、よく聞く話です。これは完全に時代と逆行しており、こんな美容室経営をしている会社はよっぽどのブランドネームが無い限りは縮小の一途を辿るでしょう。

 


 

Q.これからどうすればよいでしょうか?

 今は慣性で仕事を続けている感じです。どうしたらよいでしょうか、、

質問者様が何に迷っているのか掴めないので、美容師としての経験と今後どのような人生を送りたいのお聞きしました。すると快く教えて下さいました。

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今ある情報で質問者様の状況をまとめます

美容師2年目

デビューまで後7年

先輩は10年目でもジュニアスタイリスト

スタイリストとしての経験は積みたい

お店を変えようかと思っている

他の分野の仕事にも興味がある

 もしぼくが質問者様の立場ならどのように動くかを考えてみました。

A.美容師を辞めるパターン

いきなりネガティブに感じる美容師を辞めるパターンから説明して申し訳ありません。ですが、そもそも美容師に固執する必要も無いんじゃないかと思います。

確かにサロンで働く美容師はお洒落でカッコよく見えますけど、某予約サイトの力がどんどん強くなって搾取される側の立場にあるし、拘束される時間の割に給料少ないし、老後に楽を出来る訳でも無いし、遊び盛りの若い時に遊ぶ時間も無いし金も無いし。

美容師で幸せな人生を送っている人は、寝ても起きても美容の事を考えている頭おかしい人種か、オーナーとして美容室の事業に成功している人でしょう。

美容師が楽しくて楽しくて仕方ない人以外は、どう考えても美容師で成功する未来が見えません。どうせ辞めるならさっさと撤退して、自分がやりたいと思っている分野で力を発揮するのも悪くありません。

ここで美容師を辞めるのは全く悪い事では無いとぼくは思います。見切りをつけて次の環境に進むのも大切です。一番最悪なのが、状況をより良く改善したいと思っているのに何も行動を起こさないことです

A.美容師を続けるパターン

もしぼくが質問者様の状況で美容師を続けるのであれば、今勤めている美容室を辞めて違う会社に再就職します。

今から7年かけてスタイリストになるなんて時間のムダですし、10年目の先輩がジュニアスタイリストという現状からも、7年後スタイリストになれる確証がありません。今勤めている美容室は、自分の成長を妨げる環境だと推測します。

辞める理由はなんでも良いでしょう。適当に美容師を一生やらないと決めたのでもうここにいる意味が無いとか言えばOKです。

辞めるのを切り出した時点で相手は親身に対応してくるかもしれません。それか後半年だけ働いて欲しいとか言われるかも。スタイリストデビューまで7年かけている時点で若手美容師の人生を舐めてるので聞く耳持たなくていいです。なんなら今までの不満を全てぶちまけて修羅場にしてもいい。

スタイリストとしての経験は積みたい

他の分野の仕事にも興味がある

質問者様はスタイリストデビューし、美容師としての経験を積みたいようなので、ここからはいかに早くデビューするかを考えます。他の分野の仕事に移るにしてもなるべく若い方がよいでしょうからね。

 

少しでも早くスタイリストになるためには、教育カリキュラムがしっかりしている美容室に再就職しましょう。2~3店舗経営しているような小さな会社ではなく、8~10、もしくはそれ以上の美容室を経営している中堅以上の会社が狙い目です。小さい会社は常に売り上げを生み出さないと潰れてしまうので、若手の育成まで手が回らない所が多いです。

全国展開しているチェーン店でも良いので、いかに自分が早くスタイリストデビューできるかを考えます。ちゃんとした会社であれば教育カリキュラムを公開しているので、しっかりと面接の時に聞いておきましょう。スタイリストとしてのデビュー期間の目安も答えてくれると思います。ここで重要なのが、会社が推奨しているデビュー期間と同時に、最近デビューした人はどのくらいの期間でデビューしたかも聞いて判断材料にしましょう。

恐らくどこの美容室も若手不足なので、よっぽど有名店でない限り採用されると思います。

会社の内部情報を知る一つの手段として、専門学校時代のクラスメイトに勤めている美容室の情報を聞く手段があります。質問者様は美容師2年目ということなので、同級生もある程度は自分の働いている会社の内情を分かっているはずです。

同級生と一緒に働くのは少し恥ずかしいかも知れませんが、会社を内部から知り得る確かな手段です。技術を習得してさっさと美容師を辞める決意をしているなら、多少の恥は捨てて貪欲にいきましょう。全ては自分の為の踏み台です。それに同じ店舗に配属されるとは限りませんしね。

美容師2年目ならシャンプーとカラー塗布全般は出来るかと思います。会社によってはまた1から技術のチェックが入るかもしれませんが、7年かかってデビューするよりはマシと考えるしかありません。

同じ年齢の美容師よりも遅れてスタートするかもしれませんが、新しい環境で貪欲に技術を盗めばその差は一瞬で無くなります。むしろ覚悟を決めているので、同じ年齢の美容師よりも成長スピードは速いかもしれませんね。

違う美容室に再就職して技術を身に付けるのは楽な道ではありません。現状よりは先が見えるかもしれませんが、美容師としての仕事の辛さは今と変わりません。むしろ練習時間は増えるので、体力的には今よりもキツイかもしれない。

でもここが一番頑張り時です。この早期スタイリストデビュー計画を達成すれば確実に自分の能力は上がっています。美容師は転職時に履歴書に書ける資格は一切取得できませんが、自分の頭で考え抜いて人生設計ができる思考、目標を設定して苦難を乗り越える不屈のメンタルが備わっているはず。この力さえあればどんな職種でも絶対に結果を出せる人物になれます。

そして何より君はまだ若い。今から他の美容室に移っても3年以内には確実にスタイリストとしてデビューできます。もしかしたらもっと早いかもしれない。

 


 

まとめ

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LINE@から寄せられた、アシスタントからスタイリストにデビューするまでの期間が長くて絶望している若手美容師のお悩みでした。同じような悩みを抱えているアシスタントは全国に数多くいると思います。

美容学校を卒業した人の半分はスタイリストとしてデビューする前に美容師を辞めます。下手すればもっと多いかも知れません。

 日々激務に追われてまともな思考ができず、現状に甘えてしまうかもしれませんが、とにかく行動をしてほしいです。

この目で多くの若手美容師が酷使され、ボロボロになっていく姿を見てきました。迷える美容師達が報われるのを心の底から願っています。

先に美容師を引退した者より。

 

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ところで、ぼくの人生相談に乗ってくれる人はいませんでしょうか?働かないで月100万くらいほしいのですが。