いっしーの明るい社会の窓

ゆとり世代のマジキチブログ

美容師は器用でも不器用でも関係ない

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 私は帰って来た

元美容師のいっしーです。

美容師と言えば手先が器用な人が選ぶ職業のイメージがあると思いますが、実は違います。手先が器用とか全く関係ありません!

「将来美容師になりたいけど、わたし不器用だしなぁ・・・」と考えている人にはぜひ読んで欲しい・・・!良い美容師に器用か不器用かなんて全く関係ありませんよ!

そもそも美容師の技術は難しくない

カット、カラー、パーマと美容師の技術は沢山ありますが、ハッキリ言って技術だけを見ると難しい事はしていません。そりゃあプロの技術なので見様見真似で習得出来る物ではありませんが、指導を受けて練習すればどんなに不器用な人でも出来るようになります。

○○さんしか出来ない神ワザ!みたいなものは存在しません。日々の積み重ねの練習が美容師の技術力を支えています。

なので美容師になりたいけど私不器用だからな・・・と考える必要はありません!器用か不器用かなんて関係ありませんからね!!!

それよりも大事な事は反復練習です。同じ事を毎日毎日繰り返し行う事により、技術の精度を上げていきます。

むしろ不器用な人の方が上達する

器用な人って教えられてすぐに「なんとなく」出来ちゃうんですよね。数字で表してみると最初から50%位出来ちゃいます。不器用な人から見ると本当にズルいです。

でも器用になんでも出来ちゃう人って、あんまり練習しないんですよね・・・。これでは美容師に向いているとは言えません。

不器用な人は最初10~20%位しか出来ません。でも自分の技術力の低さを分かっているので必死に練習します。何度も言いますが、美容の技術はそこまで難しい事ではありません。練習すればするだけ上達していきます。

不器用と呼ばれる人はとにかく練習して、気が付くと器用な人よりも上手になっています。

美容師の世界でよく言われている事で、最初苦手だった技術ほど気が付けば自分の得意分野になっている。これは苦手だった分野をひたすら練習して自分の技術として身につけたからです。

ぼくのケースですが、美容師になって最初に覚える技術の「シャンプー」がとっても苦手でした。苦手だからと言って営業中にシャンプーを避けて仕事する事は不可能なので、毎回シャンプーを任される度に毎回「どうすればシャンプーが上達するのだろう・・・?」と試行錯誤していました。

繰り返し繰り返し試行錯誤しながらシャンプーをしていると、お客様から「あら~あなたシャンプーお上手なのね♡」と言われる事が日に日に増えました。(ぼくの修業していたお店はお金を持っているマダムが大勢居ました。)

こうした積み重ねで美容師の技術は上達していきます。

美容師に大切なのは、器用になんでもこなせる力よりも繰り返し練習することにより、自分の技術レベルを高めて行けるかが重要です!

日々の仕事は地味

華やか見える美容師の仕事ですが、日々の業務は意外と地味です。

同じ事の繰り返しが1日の大半を占めます。カラーの伸びた部分を染め直したり、傷んでる毛先を切って整えたり、アシスタントならカラーを塗ってシャンプーしてマッサージして髪を乾かしての繰り返し・・・バッサリ切ってイメチェンする!ってよりも伸びた所を切って染めてのメンテナンスの割合の方が圧倒的に多いです。

自分の感性をフル活用してお客さんを綺麗にして満足させたい!と意気込んで美容師に憧れる子もいると思いますが、美容師はお客さん髪の毛を使って自分を表現するアーティストではありません

美容師は髪の毛のお医者さんといった表現の方が正しいですね。自分の感性を押し付けるのではなく、髪の毛の不満を解決してその人の魅力を引き出す職業です。

あくまでも主役はお客さんで、美容師は脇役です。

 

自分の美的センス、技術力を営業中に100%発揮する事は難しいですがコンテストとなれば話は別です。

テーマに沿って自分のセンスを100%出し切って作品をつくります。

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出典:美容雑誌 新美容 

もともとこういうクリエイティブな面に興味を惹かれて美容師を目指す人が多いかもしれませんね。自分の技術力に違いはありませんが、日々の業務とはまた別のお話ですね。

 

美容師は究極の接客業

美容師と言えば技術面だけに注目されがちですが、接客力も欠かせません。いわゆる人柄、キャラ作り、人間性と呼ばれる部分ですね。いくら上手に自宅で再現しやすいカットが出来ても、人柄が好かれなければ良い美容師とは呼べません。

美容師は自分が商品です。技術はもちろん、会話のテンポ、居心地の良い空間作り、お客さんの不満に気が付く観察力。これら全てを合わせて美容師です。

手先が不器用だとしても、それが「美容師になれない」には繋がりません。

美容師は好きじゃないとやって行けませんが、逆に言えば好きであれば誰でも一流の美容師になれます。特別な才能なんて必要ありません。

 

またねbyいっしー